1Rの彼女*番外編*
「美味しそうですね~。いいですよ。」

「良かった。今日はここで決まりね。あと、この店も気になるんだけど、会社から遠くてね~。今度の休みに、行ってみようかなぁ。」

「へぇ。どんなお店なんですか?」



ニヤニヤしている茜さん。

「店の外観もインテリアも可愛くってね、料理も美味しそうなんだ。でも本当の目的は、この男の子。生で見たいんだよね~。」


茜さんってば、結構メンクイだからなぁ。
その茜さんが気になるくらいだから、期待できるかも。

変にウキウキしながら、指さしている写真の男の子を見る。



タク!?
なんでタクが雑誌に載ってるワケ?

茜さんから雑誌を奪い取り、ガン見してしまう。


ヤバイ、タクってばカッコいいじゃん!!
白いシャツに、ソムリエのエプロン。
ユニフォーム似合いすぎ~。

なんか、プチ執事みたい~。

言いすぎかもしれないケド、記事読んだら王子様にも見えてきた。

アタシ、重症かも…。






< 40 / 93 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop