1Rの彼女*番外編*
なんだろう?
こういう場合、さりげなく挨拶でもしたほういいのかな…。


沈黙が苦しい。


そんな沈黙を破ったのは、わたあめちゃんだった。



「間違ってたらゴメンなさい。もしかして、拓馬くんの彼女さんじゃないですか?」

「え…?なんで…知ってるんですか?どこかで会ったことありましたっけ?」

「やっぱり!!」


目の前にはわたあめちゃんの、満面の笑顔。
う…。わたあめちゃんの笑った顔、めちゃくちゃカワイイじゃん。


「それです。」

言いながら、アタシの薬指にしている指輪を指さす。
指輪?



「その指輪、拓馬くんとのペアリングですよね?」



そしてわたあめちゃんは、拓馬のコトを話してくれた。



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