1Rの彼女*番外編*
夕飯を終え、食器も洗い終え一息つく。


ふーう。

自然と俺の顔がにやける。



お楽しみはこれからだ♪
俺にしては珍しく、鼻歌なんか歌いながら準備を始める。


飲み物よーし。
エアコンの温度よーし。
部屋の電気も消して、照明よーし。



準備が整ったところで、俺はDVDプレーヤーの再生ボタンを押す。
真っ黒だったテレビの画面が、映画に切り替わる。


独特のBGMが流れ出す。
この音楽、たまんないねぇ。
テンション急上昇。




康介の感想どおり。
俺は時間が経つのも忘れて、映画に食いついていた。


そう。
映画に魅入ってた俺は、全く気づかなかったんだ…。



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