1Rの彼女*番外編*
「勝手にしてください。俺はもう、寝ますからね。」


別に結子さんが泊まるのに、問題はない。
落ち着けば、どんな真夜中だろうと勝手に帰るだろう。


結子さんがトイレに行ってる間に、ベッドにもぐりこんだ。

明日は朝から授業だ。
さっさと寝ないと…。




「なんで、寝てんのよぉー!!」


身体をわしづかみされ、ぐらぐらと揺さぶられる。
仕方なく目を明けると、部屋は煌々と電気が点いている。
さっきまで、真っ暗だった部屋。


「ま、まぶしい…。結子さん、俺明日早いんです。寝ましょうよ…。」

「寝たら、あの幽霊が浮かんでくるもん。無理!!」



俺、起きてるの無理。









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