幽霊くん
幽霊のユウくん
「私今日バイトだから」
「うん。また明日」
みゆとわかれた。
[そらみみなわけないじゃん。ばーか]
今度は間違いなくそらみみじゃなかった。
「あんたいつもいつもあたしが何したってゆうの??こんな嫌がらせして楽しい?!顔見せなさいよ!!」
声が伝わるようなので空に向かって言ってみた。すると
目の前に見たことのない男の子が空に浮かんでいる。
「あっ…あんた何者?!」
「俺が見えるの??」
話している私を見てヒソヒソ話している。
そっか、あたし以外には見えないんだ!!
それに気づくと今までのことがものすごく恥ずかしい。
それにあいつも気づいたようで
「この先に公園があるからそこで詳しいことは話すよ」
私は人を避けるようにして言われた公園まで走った。