かえりみち。
「あれ…っ」

中に、江口君がいた。
あまりにいきなりすぎて、
パニクってしまう。
「あの…あれ……
こんちわ…」
きっと顔真っ赤だ。
なんか恥ずかしい。

「…ちわ」
江口君は小さい声で行った。
手に課題を持ってた。
「あ、あたしも……
課題忘れちゃって」
自分の机の中から、
ごそごそと課題を引っ張りだした。
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