止まった時の住人
竜二が伸也に聞く。
「うん。実は……健、おかまやねん」
「うっそー!」
竜二がオーバーリアクションで驚く。
「うん。僕もまさかとは思ってたんやけど……」
「うんうん、それで?」
「それで、手術しようか迷ってるらしい」
「そうなんやぁ……」
「……お前ら、もうええか?」
怒り口調で健が言う。
「あ、はい……すいません……」
と、竜二と伸也が口をそろえる。
「実は……今日、朝ニュースを見た。ほんなら、一週目のこの日に見たニュースが無くなってた」
健が真剣に言う。
「え、見間違えとかやないんか?」
竜二が健に言う。笑顔は完全に消えていた。
「違う。確かに見た。……そういえば伸也、お前を説得するときにテレビ見たんやでな?そのときも誘拐事件のニュースは無かったんやでな?」
「うん、なかった」
「うん。実は……健、おかまやねん」
「うっそー!」
竜二がオーバーリアクションで驚く。
「うん。僕もまさかとは思ってたんやけど……」
「うんうん、それで?」
「それで、手術しようか迷ってるらしい」
「そうなんやぁ……」
「……お前ら、もうええか?」
怒り口調で健が言う。
「あ、はい……すいません……」
と、竜二と伸也が口をそろえる。
「実は……今日、朝ニュースを見た。ほんなら、一週目のこの日に見たニュースが無くなってた」
健が真剣に言う。
「え、見間違えとかやないんか?」
竜二が健に言う。笑顔は完全に消えていた。
「違う。確かに見た。……そういえば伸也、お前を説得するときにテレビ見たんやでな?そのときも誘拐事件のニュースは無かったんやでな?」
「うん、なかった」