止まった時の住人
「どういう意味?」
竜二が聞く。
「つまり、テレビに出れば全国規模や。2周目、3周目にそのニュースが無かったら、ループに気付いてる奴なら不振に思う……。つまり、僕らみたいにループに気付いてるやつに知らせたかったんやろ。よし……ここでいろいろ考えても仕方ない。とりあえず、その犯人に会おう。一人でも仲間は多い方がいい」
伸也が言う。
「でも、誘拐犯やぞ?!味方なんかになってくれるんか?誘拐なんか起こす奴は気ぃ狂ってるって!」
竜二が言う。
「多分誘拐はしたくてしたんじゃないと思うで。それにもしかしたら、有力な情報を持ってるかもしれんやろ?それに、味方にする必要はない。ただ、話を聞くだけや」
伸也が言った。
「でも、どうやって会うんや?」
竜二が言う。
「それやな、問題は」
竜二が聞く。
「つまり、テレビに出れば全国規模や。2周目、3周目にそのニュースが無かったら、ループに気付いてる奴なら不振に思う……。つまり、僕らみたいにループに気付いてるやつに知らせたかったんやろ。よし……ここでいろいろ考えても仕方ない。とりあえず、その犯人に会おう。一人でも仲間は多い方がいい」
伸也が言う。
「でも、誘拐犯やぞ?!味方なんかになってくれるんか?誘拐なんか起こす奴は気ぃ狂ってるって!」
竜二が言う。
「多分誘拐はしたくてしたんじゃないと思うで。それにもしかしたら、有力な情報を持ってるかもしれんやろ?それに、味方にする必要はない。ただ、話を聞くだけや」
伸也が言った。
「でも、どうやって会うんや?」
竜二が言う。
「それやな、問題は」