止まった時の住人
「ロールキャベツとかの『とか』って何やねん?」
「とかはとかやん!…あっ!秘密のメニューってことで!フフフフ…」
「何やねん、この人…」
何で俺の周りには竜二といい、おかんといい、伸也といい、変な奴が多いんや……
そう思っていた時、ピンポーンと、家のインターホンが鳴った。
「俺が出てくるわ」
と、健は玄関のドアを開けた。
「おはようございまぁぁす」
そこには、黒のキャップをかぶった伸也が深々と頭を下げて立っていた。
「し、伸也?!何でこんなに早いねん!お前10分経ったら来るって言うとったやんけ?まだ2、3分しか経ってへんやん!カップヌードルも出来へん時間やん!」
「そう?僕の中ではもう10分経ったんやけどなぁ?僕って時間の流れが早い方の人やから。ハハハハ。あっ、お邪魔しまぁす」
陽気にそう言うと、勝手に階段を上がって行き、部屋のドアが閉まる音が聞こえた。
「とかはとかやん!…あっ!秘密のメニューってことで!フフフフ…」
「何やねん、この人…」
何で俺の周りには竜二といい、おかんといい、伸也といい、変な奴が多いんや……
そう思っていた時、ピンポーンと、家のインターホンが鳴った。
「俺が出てくるわ」
と、健は玄関のドアを開けた。
「おはようございまぁぁす」
そこには、黒のキャップをかぶった伸也が深々と頭を下げて立っていた。
「し、伸也?!何でこんなに早いねん!お前10分経ったら来るって言うとったやんけ?まだ2、3分しか経ってへんやん!カップヌードルも出来へん時間やん!」
「そう?僕の中ではもう10分経ったんやけどなぁ?僕って時間の流れが早い方の人やから。ハハハハ。あっ、お邪魔しまぁす」
陽気にそう言うと、勝手に階段を上がって行き、部屋のドアが閉まる音が聞こえた。