止まった時の住人
健は伸也に近づき、肩をつかみ揺さ振った。
「離れろ!撃つぞ……」
健はその場で跪くと、目から大粒の涙を流した。
「ほんならお前は弘満を利用して竜二を裏切ったんか!」
「……そやな。結局はそう言う形になってもうたな。竜二を裏切るつもりはなかった……竜二には、悪いと思てる……」
「悪いと思てるやと!ほんならなんでこんなことするねん!こんなことしても誰も喜ばへんやんけ!」
「うるさい!僕の気持ちもちょっとは考えてくれよ!今まで頑張って勉強してええ大学入って、ベースもめちゃくちゃ練習したしバンドもこれからって時に跳ねられたんやぞ?しかもイチャついて前見てなかったアホなカップルに!」
伸也が悔しそうに叫ぶ。
「でも、不幸中の幸いや……僕は時の時計で時間を操れる能力を授かった!だから、弘満に罰を与えた。恋人のおらん世界で3日間を繰り返すっていう。弘満はあれで意外に満足してたみたいやけどな」
「離れろ!撃つぞ……」
健はその場で跪くと、目から大粒の涙を流した。
「ほんならお前は弘満を利用して竜二を裏切ったんか!」
「……そやな。結局はそう言う形になってもうたな。竜二を裏切るつもりはなかった……竜二には、悪いと思てる……」
「悪いと思てるやと!ほんならなんでこんなことするねん!こんなことしても誰も喜ばへんやんけ!」
「うるさい!僕の気持ちもちょっとは考えてくれよ!今まで頑張って勉強してええ大学入って、ベースもめちゃくちゃ練習したしバンドもこれからって時に跳ねられたんやぞ?しかもイチャついて前見てなかったアホなカップルに!」
伸也が悔しそうに叫ぶ。
「でも、不幸中の幸いや……僕は時の時計で時間を操れる能力を授かった!だから、弘満に罰を与えた。恋人のおらん世界で3日間を繰り返すっていう。弘満はあれで意外に満足してたみたいやけどな」