止まった時の住人
「え?全然意味わからん」
「つまり、時間が戻ってるってことや。31日まで過ごしてたはずやのに、この29日に」
「は?夢やないんか?」
「夢やったらええけどなぁ…今のとこ、どうも現実らしいねん」
「え?そんなことが現実に起こるわけないやろ?夢やって!夢、夢!」
健の肩を再びポンポンと叩く。
「やっぱそうかなぁ……俺もそう思いたいわ……まぁ、そろそろ帰るわ」
「おぅ!まぁ気にすんなや、そんなこと!」
「おう。いきなりすまんな」
健はそう言って立ち上がり、部屋のドアを開けようとすると、健の背中に竜二の声がした。
「健……。どうも、お前が冗談言うてるとは思われへんなぁ。でもお前の言うことは信じたいけど、さすがにいきなりそんな非現実的なこと言われても信じられへん……。もしお前の言ってることがホンマやったら、この先起こる出来事を予想してみろや。それが出来たら、信じたる」
「……おぅ、ありがとう」
「つまり、時間が戻ってるってことや。31日まで過ごしてたはずやのに、この29日に」
「は?夢やないんか?」
「夢やったらええけどなぁ…今のとこ、どうも現実らしいねん」
「え?そんなことが現実に起こるわけないやろ?夢やって!夢、夢!」
健の肩を再びポンポンと叩く。
「やっぱそうかなぁ……俺もそう思いたいわ……まぁ、そろそろ帰るわ」
「おぅ!まぁ気にすんなや、そんなこと!」
「おう。いきなりすまんな」
健はそう言って立ち上がり、部屋のドアを開けようとすると、健の背中に竜二の声がした。
「健……。どうも、お前が冗談言うてるとは思われへんなぁ。でもお前の言うことは信じたいけど、さすがにいきなりそんな非現実的なこと言われても信じられへん……。もしお前の言ってることがホンマやったら、この先起こる出来事を予想してみろや。それが出来たら、信じたる」
「……おぅ、ありがとう」