リンゴとミカンの事情
「ミカン、今日も楽しかったか?変な男たちにいやらしい目で見られなかったか?」


「大丈夫だよ。オレを好きになる男なんていないから」


ミカンはリンゴにバイバイと手を振って家の中に入って行った。


「また明日も頼むぞ」


キウイはそう言って中に入って行った。


「はいはい」


リンゴは呟くように返事をすると自分の家に帰った。
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