リンゴとミカンの事情
白い部屋にリンゴはいた。
見たことのない真っ白い部屋だ。

中央にソファがあって、リンゴは座っていた。


「ミカン」


目の前にはミカンが床に座っている。

だが、恰好に息をするのも忘れるほど魅入ってしまった。

制服ははだけ紺色にピンク色のステッチの入った下着がリンゴの目に晒される。

肩紐がズレ下がって大事なところがギリギリ見えそうになっているのが、余計にやらしい。

捲れ上がったスカートの裾からショーツの紐らしきものが見えていて、神秘がそこにあると予感させる。
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