リンゴとミカンの事情
図書室は東棟の2階の奥にある。


考え事をしていて気づかなかった。

階を間違えていることを。

図書室のドアを開けると、夢の中の姿のままのミカンがいた。


想像以上だ。


紺色の下着に白い肌が映えて際立つ。

形のよい胸は下着から零れんばかりで、触ってみたいと思う。


くびれた腰、細い手足、全てが完璧な少女がいた。


「げっ!お前何してくれてんの?」
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