先生と私
「なんでもないです」
って言いたいのに
声にならない私が
いる。足がふるえて

立ちり去りたい。

私は無意識に走りさって
しまった。

もっと走れ走れ心の
中でそう言いながら。

もう私の心は取り返しの
つかない方向へ・・・
いってしまった。


あの人きっと困っただろうなあ

でも怖いんだ。

先生が怖い。きっとこの気持ちは
きっと何がたっても消えないんだよな


私は1番好きな河原にきた。

ここにくると落ち着く。

先生のことを忘れられる。
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