婚約者代理!?




夢輝のせいだ!


あのバカ!!!!




「じゃあ、俺は帰るね!」

「あ!はい、送ってくれてありがとうございました」


「いや、俺の方こそ、傘に入れてもらっちゃって……入れてくれて、ありがとう」




柔らかく笑う先輩の笑顔……


癒される…







そんな風に思っていた時――





「何やってるんですか」




歩いて来た道の方から聞こえてくる…




―――――低い声。






嫌な予感がして、道の方を向くと、そこには…









「壱城君?なんで、君がここに居るの?」





そう、夢輝が立ってた。






て!!!!


なんで居るの!?
帰ってくるの早くない!?




このままだったら……




夢輝が一緒に住んでるって、先輩にバレちゃうじゃん!!!!










< 103 / 158 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop