婚約者代理!?
「夢輝く〜ん!」
向こうから、夢輝を呼ぶお母さんの声が聞こえてくる。
「はい!なんですか!?」
「ちょっと来て〜!」
「はい!」
夢輝はリビングを出て行って、あたし1人になった。
ソファーに夢輝が居た跡が、ついてるのを見ると、無性に悲しくなった―…
あぁぁ…
もう明日には居ないのか…
それから、夢輝はいつも通りの、敬語君に戻って…
夢輝と過ごす最後の日が
―――…終わった。
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