婚約者代理!?
「健太は当たり前だけど、俺より怪我が酷いのに、持病が〜とかなってて、まだ大変そうだったんだけど…
俺がどうしても礼を言いたいって言ったら、
「まだ喋れないけどどうぞ」
って健太の母親が言ってくれて、その時、初めて健太に話かけたよ…」
覚えてないだろ?って夢輝は健太に苦笑いしながら聞いてた。
健太の答えは勿論、「あぁ…そうだったんだ?」だった。
「そんで、1ヶ月後ぐらいになって、やっとちゃんと話せる機会をもらえて、健太と話したんだ」
「そうだったな…」
「あぁ…。そんで、そん時にいろいろ話して、奈津美の話も聞いたんだよ」
え?
あたしの話?
「なんであたしの…」
「幼なじみが居るっていうから、話してたんだよ」
「楽しかったなぁ〜?」
「確かに!」
しみじみ話してるけど、あたしはどんな内容だったのか、もの凄く気になるんだけど!?