婚約者代理!?
「………」
「ん?どうかしたの、夢輝君?」
「葉瑠美さん、奈津美さんはいつも、あんな感じなんですか?」
「ん〜?そうだよー、なんで?」
「いいえ……ただ、なんで化粧をするんでしょうか?」
「ねぇ、しなくたってそこそこ可愛いのにぃー…」
「……ですよね」
ん?なんか話してる…
「奈津美、そろそろ…」
「今行く!」
あたしは、もう一度、鏡を見てから、2人が待つ玄関に走った。
「遅れてごめんなさぁ〜い」
「いいえ、でわ…行きましょうか」
「そうね」
ん?なんか変!
壱城君、あたしを見た時、嫌そうな顔したをだけど!?
まだ遅刻するよーな時間じゃないから、いいじゃんかっ!!
それから、あたしは歩き出す2人の後ろについて行った。
てか、お姉ちゃんを先頭に…なぜか一列ってゆーね…