婚約者代理!?
学校につくと、一気に皆の視線を感じた。
もちろん、壱城君が居るから…
迷惑なんだよねぇ〜
でも、この感じに、少し慣れだしてる自分が怖い…
「じゃあ、家でね〜」
「うん」
「はいっ」
お姉ちゃんは3年だから2階、あたしらは1年だから3階へ…
なんか、2人で並んで歩くのも嫌じゃなくなってきた…
こんなのって、おかしいでしょ!?おかしいよね!?
周りのヒソヒソ話が、めっちゃうざい。
なに?
聞こえてますけどっ!!
付き合ってないし!!
ストーカーじゃないし!!
どっちかって言うと、こっちの方がストーカーだからねっ!!
あたしはキッと少し睨むように壱城君を見たら…
「何か?」
「え!?なっなんでもない」
なんか、目が合っちゃったんだけど!?なんで??
てか、睨んだら、あっちもあたしのこと見てたんですけどぉ!?