婚約者代理!?
「さっきからさ…何?
王子様?はっ?お前馬鹿じゃねぇの?
王子様気取ってなんの意味があんだよ?あ゙ぁ???
それにさぁ、人間なら誰だって、舌打ちぐらいするだろ?
何当たり前の事言ってんの?」
「………!?」
「……っ!?」
人格が変わったっ!!??
なに?この壱城君!?
超別人なんですけど!?
声もいつもより、低いし…目が…目が…やばい。
自然と、変な汗が流れた。
「…はっ…はは……ってか、やっぱキャラ演じてたんだ?」
先輩…なんか、めっちゃ弱気っぽくなってる…
怖いんだ………ダサッ…
「はいはい、そーだね、演じてたけど、それが何?
なんか問題あんの??」
「うぜー…」
「あ、馬鹿だから、そんな単語しか言えないだ?」
「はぁっ!?」
「また、単語」
「ふざけんなッ!!!」
「…フッ……単語」
「…チッ……」
「あぁぁ〜、もう舌打ちしか出来ないんだ?」
「―っ!!!」
なんか変!!
壱城君なの??本当に??