婚約者代理!?



「……うっうるせぇーッ!!
調子のんなよっ!!

猫かぶり野郎っ!!」






“………ブチッ…”




「あ゙ぁ!!??
今、なんつったぁ!?あ゙ぁ!?」






もちろん、“ブチッ”なんて聞こえないけど…そんなよーな音が、壱城君の頭の中でなったんじゃないかと思った…。



だって……先輩を見下すような目で、今にも襲い掛かりそうだったから…
















―帰り道



「「……」」




あの後、コンビニの人に注意されて、先輩は帰っていったけど…



先輩が消えても、壱城君の怒りは消えなくて…



たったの5分間が、あたしには長かった…





―ガチャ…



「ただいま…」

「………―ま…」




ゔっ…。


気まずい…ってか、怖い。










< 49 / 158 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop