婚約者代理!?
同じ制服っ!?
なんで!?どうして!?
あたしらの学校には、こんな変な人が通ってるわけ??
「ちなみに、今日から、こちらの高等学校に転校します。
壱城夢輝[イチジョウ ユメキ]
と言います!
これから、よろしくお願いします、奈津美さん」
あたしと理江に向けたのは、
爽やかスマイル…
いやいやいやいや!!
よろしくお願いしますって!?
「え〜っと…壱城君?」
「はい?」
「よろしくお願いしますって…何??」
「はい!」
いや、「はい!」じゃないからねっ!?
「隣に居たいので…///」
…………////
だっだめ、だめっ!!
あたしってば…なにあんな奴に照れてんだか
「まぁ、仕方ないじゃん?
結婚の話は、置いといて、仲良くしたらぁ??
かっこいいし♪」
はあぁぁぁぁっ!!??
理江っ!!結婚の話は、重要でしょーがっ!!!
それに今は、かっこいいは関係ないしね!?
置いといたら、あっちはOKしたんだと、勘違いするでしょっ!?
「はい、仲良くしましょう、奈津美さん!」
「……むっ無理に決まってんでしょぉぉぉーっ!!!!」