【短編】年下の彼
「変われ。」
え?すかさずコインを入れて始めてた。
「は、春くん?!」
私の声を無視して真剣な表情。
がシャン。
「ほれ。」
手にはピンクのぬいぐるみ。
「えぇ〜〜〜〜?!なんでそんなに上手なの〜〜〜?!」
あまりの早さに興奮する。ってかなんで春くんはなんでもできるのっ?!
びっくりでぬいぐるみを見つめていたら
「ってかいらねーなら捨てんぞ。」
とヒョイと引っ込めようとする。
慌ててぬいぐるみを掴む。
「いる、いる、いるからっ!!」
「いんのかよ。」
「春くんありがとう!!一生大事にするね!!」
私は満面の笑みでお礼を言った。
「ぷっ。一生は言い過ぎだろ。」
今笑った?!
やばい嬉しすぎる…。
思いがけず、春くんからのプレゼントをもらって、笑顔も見れて幸せな1日になったよ。
ますます好きになっちゃった。