王子様の恋人。



胡桃は慌てて携帯を出して番号を交換した



「これでいい?」



「うんっ♪
やったあー…!!!」



本当に嬉しそうに携帯をギュッと握りしめた



「…芹川ってさ…
喜怒哀楽がはっきりしてるよな。」



「あははは…
それよく言われるよー。」



「まっ、芹川らしくていいんじゃない?」



「え…」



王子はまたフッと笑うとまたノートを拾い始めた



胡桃も一緒に散らばったノートを拾った



「これ、教室に持っていけばいいんだよな?」



「うんっ。
ありがとう、助かりました!」



「いーえ。」



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