王子様の恋人。



翔也side



―いいよ。―



そうメールを送って携帯を閉じた



あいつ…
今家で暴れるぐらい喜んでるかもな。



そんなことを考えていると自然に頬がゆるんだ



雨の日のことは覚えていた
けどまだあいつには言わない。
言ったら大喜びするだろうな…



あいつって…
何か見てるだけでおもしろいし飽きない。



だからかな…
キッパリ振らなかったのは。
いいや…違うな…



そう考えているとまた携帯が鳴った



これは明日の芹川の反応が楽しみだな…。



< 25 / 80 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop