王子様の恋人。
翔也side
―いいよ。―
そうメールを送って携帯を閉じた
あいつ…
今家で暴れるぐらい喜んでるかもな。
そんなことを考えていると自然に頬がゆるんだ
雨の日のことは覚えていた
けどまだあいつには言わない。
言ったら大喜びするだろうな…
あいつって…
何か見てるだけでおもしろいし飽きない。
だからかな…
キッパリ振らなかったのは。
いいや…違うな…
そう考えているとまた携帯が鳴った
これは明日の芹川の反応が楽しみだな…。