王子様の恋人。



「クスッ…
俺は、シンデレラ役は芹川でいいと思うけど。」



「えー西門くーん…」



女子からは悔しそうな声が聞こえたが仕方なく賛成した



「…王子…」



胡桃は思いがけない王子からの推薦に呆然としていた



「…西門くん…
胡桃に大分興味持ってるわね。」



「そうだね。
胡桃ならもしかしたら王子と…?」



「この展開ならありえなくはないわね。」



「だねー!!」



王子は固まっている胡桃に近付いて肩を抱き寄せて言った



「よろしく、姫。」



「…っ…!?////」



胡桃は顔を真っ赤にして頷いた



王子はそんな胡桃を見て笑いを堪えていたのだった…



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