王子様の恋人。
それから台本担当グループが急ピッチで台本を作ってくれたおかげで劇の練習もスムーズに進んでいた。
はぁー…
やっぱ、カッコイイなぁ
王子が王子様役とかそのままじゃんっ♪
胡桃が完全に自分の世界に入っていると誰かのデコピンで現実に戻った。
「…いたっ!!
…お、王子…!」
「一人でニヤニヤしてたぞ?」
「あ、ごめん…」
王子はクスクス笑いながら言った
「…俺のこと考えてた…?」
「なっ、なんで分かったの!?」
「ふーん…図星だったんだー?」
「えっ…!////」
「あははは!
芹川おもしろすぎだろ!!」