王子様の恋人。



「…え…
もしかして、王子ッ!?」



「芹川が風邪って珍しいなーと思ってさ」



「あっありがとう…」



「もしかして、寝てた?」



「うん、まぁ…」



「起こしてごめんな。
じゃあ切るわ。」



「ま…待って!!
あの、文化祭もうすぐなのにごめんね。」



「別に謝らなくていいよ。
それより早く直せよな。」



「うん♪ありがとう!
王子のおかげですぐ元気になりそうだよ」



「クスッ。
それはどーも♪
じゃあお大事にな。」



「うん。」



胡桃は携帯を持ったまま、ぱたりとベットに倒れてまた眠ってしまった




< 46 / 80 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop