王子様の恋人。



胡桃が固まっているとクラスのみんなの「続けてー」という声にハッとした



「ダンスを踊った時にこの人が運命の人なんだと感じました。
そのお方が前々から噂で聞いていた王子様だったなんて今でも信じられません。」



胡桃のセリフにクラス一同がホッとしていた



「僕も同じです。
シンデレラ、僕と結婚して頂けませんか?」



「はい…よろこんで。」



胡桃と王子はそっと抱きあった



―こうしてシンデレラと王子はいつまでも、いつまでも幸せに暮らしたのでした…―



―パチパチパチパチ…―



こうして大盛況のうちにゆっくりと幕が降りていった



「…芹川?」



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