王子様の恋人。



「…はい?」



―チュッ…―



それは幕が降りようとしていた時でちょうど顔が隠れていた



「…っ…!/////」



「お疲れ様♪
セリフは間違えたけどまぁよかったんじゃない?」



王子はニッコリ笑って舞台袖へ行ってしまった



「えっ…王子ー!!!!」



舞台袖へ行くと王子は女子に囲まれていて近付ける感じではなかったので胡桃はトボトボと逆側の舞台袖へ歩いて行った



「芹川ーお疲れ。」



クラスの男子が何人か話しかけて来た



「あ、お疲れー
けどあたしセリフ忘れちゃった」



胡桃はおどけたように舌を少し出した



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