蒼いキミ色。






キミが何度も何度も


私に話しかけてきてくれたからだよ。





一度も見たことのない

キミの笑顔を



何度も私だけに

見せてくれたからだよ。




嬉しかったの、それが。


キミには想像がつかないかもしれない。



だってキミは男の子。



だってキミは何もかも簡単にやりとげて、


いつだって

私の憧れだったから。




そして、その日の放課後-----


気づいたの。



キミが好きなんだって。




< 15 / 49 >

この作品をシェア

pagetop