恋love

事実





        ―――――――――――


次の日、朝起きたら昨日の格好のままだった。



「あ~、
あたしあのまま寝ちゃったんだ…」



幸いにも今日は土曜日だから、
慌てなくてすんだ。



「えっ!?
もうこんな時間?」


時計を見ると12時を回っていた。



たしか今日は……



「朋香と遊ぶんだった!!」


携帯を見ると、朋香からたくさんのメールがきてた。



『笑羅~?
今日あたしん家来てくれるんだったよね?』


『笑羅、どうしたの?』


ここまでは良かったの。


『えーみーらー!!
あんたまた寝てるんでしょ!?』



…………パタン。


あたしは携帯を閉じた。




うーん、でも
電話ぐらいしなきゃだよね。



よしっ!!



プルルル………







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