駆け引き恋愛。

１人暮らし

「ねむぅ～い・・・。」
と言いながらもケータイのアラームで起きた私。
１人暮らしの私は、すべての家事を自分でやらなくちゃいけない。
まずは朝食作り。パンを焼いて、スクランブルエッグを作る。飲み物は、牛乳がたっぷり入ったコーヒー牛乳。
これが私のいつもの朝食。
朝食を食べた後は、洗濯をしてベランダに干す。
それからは身じたく。
洗顔と歯磨きをして、メイクをする。
アイメイク命の私は、マスカラを塗るのに時間がかかる。ラメがたっぷり入ったアイシャドーにくっきりと引いたアイライナー。つけまつげをしてメイクは完成。
次は、私の自慢の長いミルクティー色の髪をコテで丁寧に巻く。ゆる～く巻いた髪は、男を引き付ける１つの武器でもある。
クローゼットの中から私は制服を取り出した。
キャバ嬢の私のクローゼットの中は、キラキラのドレスで埋め尽くされている。
身じたくをした後は、鏡の前で最終チェック。
「よし！！」
カバンを持って玄関に立った。
「行ってきまぁ～す。」
誰もいない部屋にそう言い残し、家を出た。