セカンドガール〔美容師に恋した春〕実話
森くんは、あたしのカルテを手に取った。


「梨華ちゃんね、あっ俺より3つ上なんだ?絶対年下だと思ってた」


もしかして、とは思ってたけど
やっぱり年下なんだ。

「3つも?若いんだね……」


「梨華ちゃん、年下の男はダメ?」


「そんな事ないないない!人によるからっ」

あたしったら
何をムキになってるんだろう…。


「今、ないって何回言ったの?おもしろい子だね」


慌てた、あたしを見て森くんはかなりウケた様子だった。
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