セカンドガール〔美容師に恋した春〕実話
あたしは
何もわかってなかった。


うぬぼれていた。


会ってくれるって事は
少しは、あたしの事を好きかも、なんて心のどこかで思ってた。


ほんの1%でも期待できるなら
賭けてみようと思ってた。




あんな体験をする事が
初めからわかってたなら


あたしはあの日
会わなかったよ。



あたしは本当に

…バカな女。
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