かがやき

そんなことを思っていたらいつの間にか部活も終わって、いつもみたいに夕と並んで帰ってた。

夕は部活が終わって、なんかイキイキして見える。

そんな夕を見てたらまた、つい言っちゃったんだ。

「夕って呑気でいいね」って。

「えっ?」

あまりにもなにも分かっていないような夕の反応に少し、イラっとした。

「夕うざい。」

「、、、な、、に?」

夕の顔がみるみるこわばっていく。
だけど、自分を抑えることかできなくて、、、

「夕さぁ、本気でバスケやってないんでしょ?」

あの、名前すら憶えてない女の言葉をいってしまった。

すぐに、「できないけど、本気でやってる!」って言うと思ってた。

だけど、返事はなくて代わりに泣きそうだった。

ホントなの?
そう思ったら止めらんなくて、夕にヒドイ言葉を残して、とにかく走ってた。

夕が呼び止めるのなんて無視して、、、とにかく走った。


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