天使への判決


14歳で両親が離婚した。

その年、先輩に進められ、地元でも有名な族に加わった。


そして喧嘩に明け暮れた挙げ句、傷害でネンショーに入った。

ネンショーを出た後、17歳でグループのリーダーになった。


俺は完全に荒んでいた。


近づく人間をことごとく切りつける刃のように…



誰も信じちゃいけねえ。

誰の手も借りねえ。


それが俺の信念―。





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