天使への判決

嘘だろ?

これだけ身長差があるんだぜ?

何で蹴りがこんなに高く上がるんだ?


しかも、あのコンビネーションを喰らっていながら…
何事もなかったように起きてやがる…



久し振りに現れた手応えのある男。

俺は高まる興奮を抑えきれずにいた。


「アハハ…強え、強えよお前!
わくわくするなあ!」


俺は、一旦離れた間合いをダッシュで詰めると、カツノリの顔面目掛けて、拳を振り落とした。


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