この想いを君に…
「あああ〜、可愛い知樹、とにかく頑張れ!」

光さんがいきなり知樹を抱きしめて髪の毛をグシャグシャにした。

「光さん!」

知樹が本当に嫌がりながら逃げようとするけれど、光さんは更に知樹を抱きしめて頬をスリスリする。

「もう、大丈夫だから!」

ようやく知樹は解放してもらえた。

チーム内は爆笑の渦だった。
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