この想いを君に…
「むっちゃん、大丈夫?」

予選が終わって段々体が動かせないくらい、酷い状態になってきた。

パパにもたれ掛かるように座っていたら光さんが声をかけてくれた。

「うーん…」

あたしは頷くけど。

変な汗も出てきてパパの腕を力いっぱい握る。

「車の中で休む?」

パパの言葉に頷いた。



もう、普通に座ってられない。
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