この想いを君に…
「よ…よろしくお願いします」

あたしは学校が終わってから今日から働く『ストロベリーカフェ』に行った。

入っている方々に挨拶をすると拍手をされて迎え入れてくれた。

「どうぞよろしく」

笑ってくれたのは一番のベテラン、ユウナさん。

可愛い。お人形みたいだった。

「むっちゃん、でいいのね?」

あたしは頷く。

源氏名みたいなのを付けないといけないんだけど、あたしはみんなから呼ばれている『むっちゃん』でいくことにした。

今日はユウナさんに付いて研修する事になった。
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