この想いを君に…
クラスのみんなの元へと戻ると凄く喜んでくれた。

「やっぱり、門真は凄いよな〜」

男子が大ハシャギであたしの肩を叩いた。

「カッコイイー!!」

リコはあたしに抱きついた。

「むっちゃん、凄いねえ」

そこに香奈と悠斗がやって来た。

「あ…ありがとう」

あたしは笑った。

でも…

心の中で何かが引っ掛かって。

本当の笑顔を向けられなかった。
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