この想いを君に…
「むっちゃんは今度の8耐に行くの?」
席に案内するなり、アツさんはあたしに聞いた。
「はい、パパ…いや父と弟と一緒に行く予定です。
決勝日だけですけど」
「そっかー、私たちも行くからもし会うことがあれば声、掛けてね」
ミウさんは笑ってそう言った。
あたしも笑って返事をする。
採用1ヶ月後にお客様とのコミュニケーションノートを置く事が出来るんだけど、そこに一番に書き込んでくれたのがこの二人だった。
趣味の欄に『公道で走る免許はないけどバイク大好きです』と書いたら。
反応してくれて。
二人とも、バイクに乗るし、レースも見に行くらしい。
でも、あたしの事はまだ知らないみたい。
それで良かった。
下手にあたしの事を知っていたらやりにくいかもしれないから。
席に案内するなり、アツさんはあたしに聞いた。
「はい、パパ…いや父と弟と一緒に行く予定です。
決勝日だけですけど」
「そっかー、私たちも行くからもし会うことがあれば声、掛けてね」
ミウさんは笑ってそう言った。
あたしも笑って返事をする。
採用1ヶ月後にお客様とのコミュニケーションノートを置く事が出来るんだけど、そこに一番に書き込んでくれたのがこの二人だった。
趣味の欄に『公道で走る免許はないけどバイク大好きです』と書いたら。
反応してくれて。
二人とも、バイクに乗るし、レースも見に行くらしい。
でも、あたしの事はまだ知らないみたい。
それで良かった。
下手にあたしの事を知っていたらやりにくいかもしれないから。