この想いを君に…
「梓ちゃん、どうして…?」

パパは驚いて目を見開いた。

「祥ちゃんがチケットを送ってくれました。
あと、交通費も宿泊代も」

はにかんだ笑みを浮かべて梓ちゃんは人に囲まれている祥太郎を見つめた。

祥太郎はサインしてファンの人と握手して、笑って話をしている。

「一緒に行動する?」

パパの言葉に梓ちゃんは笑って頷いた。
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