この想いを君に…
祥太郎、今まで身近すぎてわからなかったけど。

カッコイイ。

そりゃ、色んな女の人が追い掛けるの、わかる気がする。



「…少し、休憩しようか?」

パパは梓ちゃんの顔を覗き込むように言った。

「いいですか?」

「もちろん」

パパはあたし達の方を向いて

「二人はもう少し、見てる?」

あたしと知樹は顔を見合わせて、どうする?と確認した。

「じゃあ、せっかくだから」

知樹はそう言うと翔くんの手をとった。

「3人でフラフラしておくから。
また、あとでどこにいるか電話するね」



あたしと知樹と翔くんでピットウォークを楽しむ事にした。
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