この想いを君に…
その日の夕方からは。

バイト。



「お帰りなさいませー、ご主人様!」

出迎えた相手は。

祥太郎の友達で常連のグレンさんだった。

「おお!むっちゃん!」

祥太郎の知り合い、という事でいつも良くしてもらっている。

「あの、今日は相席でも大丈夫ですか?」

「いいよ〜」

「ありがとうございます」

あたしは頭を下げた。

夏休みだからだろうか。

人がやたら多い。
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