この想いを君に…
「ほな、むっちゃん」
光さんはあたしの肩を叩く。
「行くで〜」
あたしは頷く。
あたし達のチームも帰る準備が出来たので車に乗り込む。
その前にお手伝いをしてくれたパパや光さんの知り合いに挨拶をしてそこで別れた。
今日はマシンを積んだトラックを光さんが運転し、あたしがその隣に座る。
パパと知樹は至さんが運転するワンボックスカーに乗った。
「むっちゃん、お疲れ」
光さんはそっとあたしの額にキスをしてくれる。
「…ありがとう」
照れて顔を見つめる事が出来ないけど。
幸せだなあって思った。
いつものレースよりも光さんの存在がより近くなった事であたしの中の潜在している力が出せた。
マシンがいつもより近く感じられた。
あんな不思議な感覚は初めてだ。
普通のカップルよりは甘い雰囲気にはなりにくいけど。
お互いが自分を高められる存在になればって思う。
「ああ〜!」
隣で光さんは情けない声を上げた。
「メチャ混んでるし!!」
大渋滞を目の当たりに、ガックリ、と肩を落とす光さん。
あたしは苦笑いをして光さんの肩を叩いた。
光さんはあたしの肩を叩く。
「行くで〜」
あたしは頷く。
あたし達のチームも帰る準備が出来たので車に乗り込む。
その前にお手伝いをしてくれたパパや光さんの知り合いに挨拶をしてそこで別れた。
今日はマシンを積んだトラックを光さんが運転し、あたしがその隣に座る。
パパと知樹は至さんが運転するワンボックスカーに乗った。
「むっちゃん、お疲れ」
光さんはそっとあたしの額にキスをしてくれる。
「…ありがとう」
照れて顔を見つめる事が出来ないけど。
幸せだなあって思った。
いつものレースよりも光さんの存在がより近くなった事であたしの中の潜在している力が出せた。
マシンがいつもより近く感じられた。
あんな不思議な感覚は初めてだ。
普通のカップルよりは甘い雰囲気にはなりにくいけど。
お互いが自分を高められる存在になればって思う。
「ああ〜!」
隣で光さんは情けない声を上げた。
「メチャ混んでるし!!」
大渋滞を目の当たりに、ガックリ、と肩を落とす光さん。
あたしは苦笑いをして光さんの肩を叩いた。