この想いを君に…
仕事が一段落ついた時にはもう午後3時。

今からお昼休みになる。

事務所に入って昼食を取っていると。



…来た。



「光くん、ちょっと話があるんだけど」

「…何?」

疑い深い様子で真由ちゃんを見つめる。

「あのね、むっちゃんがどうしても光くんとクリスマスを…」

「嫌」

即答。

絶対にむっちゃん、話してると思った!

「え〜、たまには若い子達と遊ばないと老けるわよ!」

真由ちゃんは容赦なく俺の背中をおもいっきり叩いた。

「ゲホッ…」

こういう所も母子共にソックリ。
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