この想いを君に…
「悠斗、家にママの高校の時の写真ってあった?」

部屋に閉じこもって悠斗に電話をかける。

『えっ、探した方がいいの?』

悠斗は少し驚いている。

「だって、普通付き合っていたら写真があるはずじゃない」

あたしの目には涙が浮かんでいる。

いつの間にか泣いていた。

『大丈夫?今から家に行こうか?』

「…ごめん、大丈夫」

あたしは涙を拭いた。
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